そろそろ常用に移ろうかと思っていたOffice 2016だけれど、見た目にはそれほどの変化がなくともやはりそれなりに手が入っているとみえて、レスポンスは今ひとつ信頼性に欠けるという印象なのでこれを延期する。さすがにいきなり落ちるということはないにして、考えこんで反応が返ってこない状況というのは業務においては敬遠の理由となりうる。考えてみれば新奇性を尊ぶミーハーなユーザーでさえ、こうした保守性を発揮するのがこのセグメントの商品であり、仕様がコンサバになろうというのも無理はない。つい最近、グラフ機能の十年一日ぶりを指弾したにもかかわらず、そんなことを思った次第。