イーグルアイ

写真の管理はこのところAppleにお任せしていて、Googleフォトはいろいろ凄いという話は知っていても委細を承知していなかったのだけれど、アップロードする写真がGeotagもないのに地図に関連付けられるという話を父に聞いて震撼する。フォトスキャナーでネガから読み込んだフィルムカメラの写真が、どうやら遠景のマッターホルンから撮影地の村にtag付けされているというだけでも驚くけれど、変哲もないスイスの田舎町の風景にも同じように地図情報が付くとなれば驚きを通り越していささか薄気味悪い。みるところ、人間の脳が行うレベルでの画像解析はとうに通り過ぎていて、ホーキングが人工知能とそのシンギュラリティに脅威を感じるというのも無理はないと思ったことである。