『ミラクル・ニール!』を観る。サイモン=ペッグの主演によるコメディで、モンティ・パイソンのスタッフとキャストが参加しており、モンティ・パイソン的にかなりおバカな感じ。普通の男が全能の力を手に入れたらどうするかというよくあるモチーフで、真面目に観る話ではないけれど、犬が喋るようになるのは好き。アメリカ人が嫌われ役だというのもお約束通りで、それをいうなら全体にお約束しかなく、相当にくだらないけど何だか楽しそう。楽しそうではあるけれど、こちらはといえば、そういえばモンティ・パイソンも苦手だったことを思い出したのである。そうはいっても犬に対するリスペクトだけは評価しなければならず、しかもCVを在りし日のロビン=ウィリアムズがつとめている。