『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』を観る。前作の結末から話の方はだいぶあさっての方向に変わってきた感じではあるけれど、若者たちが窮地に追い込めれては集団で走るというコンセプトは明確で、筋肉に乳酸の溜まる気配さえないその走りはキビキビとして好感がもてる。謎が謎を呼ぶ展開はどこか『LOST』を彷彿とさせ、そのことが先行きの不安を誘わなくもないにして。
ゾンビ設定も終末世界観もよくあるものではあるけれど、それほど悪くないし、バリー=ペッパーが登場したのもポイントが高い。この上、続きというのでなければよりよいのではあるまいか。