不謹慎

さすがに自分でも不謹慎だと思うのだけれど、トルコでのクーデター未遂事件は経緯そのものがあまり明らかになっておらず、伝えられる騒乱の展開では掃射を行う戦闘ヘリの登場のみをもって『パトレイバー2』か『首都決戦』かと連想せざるを得ない。一方、事件後の反動は案の定オーバーキルというべき抑圧の様相を見せており、ここはフィクションが予感させた事後の世界とはだいぶ違って、現実はやはりシンプルにえげつない。