愛国者のゲーム

トム=クランシーも『恐怖の総和』ぐらいまでは結構好きだったのだけれど、久しぶりに『愛国者のゲーム』を読み返して、このストーリーが何だって上下分冊になっているのかを思い知る。冒頭、事件が起きてジャック=ライアンが退院するまでで150ページほどもあるのだから、長くなるのも当然だし、そう考えると『恐怖の総和』がよくあの程度で完結したと思えるくらい。