東京無国籍少女 『東京無国籍少女』を観る。押井守の近作だけれど、少女を主人公とした実写のアクション映画という時点で嫌な予感が半分以上。85分の尺とはいえ、いかにもという問答が過半を占めるわけだから、なかなか辛い。映画としては結末そのものもアレだし、原案となったインディーズ映画が20分というなら、そのあたりが妥当だったのではあるまいか。 わずかに見どころがあるとすれば、清野菜名によるクライマックスのアクションでその体の運びは円弧を描き美しいけれど、だいたいトレイラーで見ることができる。 共有:TwitterPrint