このところ欠かさずみているテレビ番組といえば『ブラタモリ』で、『あまちゃん』からこっちドラマに入れ込むということはあまりなく、『京都人の密かな愉しみ』をそれこそ密かな愉しみにしている程度だし、大河ドラマに至っては太古の記憶しかないのだけれど、『真田丸』は三谷幸喜脚本である以上に、いわゆるご当地なので初回をチェックする。
舞台となった新府城は、地形的には小淵沢から韮崎につながる七里岩とよばれる河岸段丘の上に築城されており、このあたりは山梨方面に買い物に行く時にはいつも通る場所だし、そもそも上原城址はやや狭義でも地元なのでご当地にしても気合が入るもので、視聴体験としてはなかなか面白いので次回以降もみるつもり。
ついで22時からBSプレミアムで『鴨川食堂』をみる。いわゆる日常の謎系ミステリなのだけれど、原作の小説が京都案内では有名な柏井壽ときいて予想していたのとはちょっと違い、京都風味は抑えめ。とはいえ、京都の風物以前に、話自体は端正でさっぱりとした印象があってなかなか楽しめたので、こちらも続けてみるつもり。