このところの暖冬傾向にすっかり慣れていたのだけれど、久しぶりの雪は予報通り夜半前に降り始め、明け方にその勢いを増したようである。どうやら朝起きたあたりが最も激しい降雪で、逡巡する間もなく通勤に使っている中央道の該当区間は通行止めとなり、国道も封鎖となる。
このあたりは一昨年の大雪の反省を踏まえた対応が機能しているものとみえ、幹線道路への流入車両が立ち往生する前に通行止めとして集中的に除雪を行おうという作戦のようなので、これにとやかく言おうという立場ではないが、わりあい精力的に除雪車が行き交っていた我が家の周辺は、ともなって優先順位が下がった雰囲気があり、雪の積もり具合をみると何だか心細い。
それはともかく、起き抜けの気合いで雪かきに出動し、しかしその拍子、腰に生じた違和感があって、いわゆるぎっくり腰の気配に力も入らない。午前8時を待たずして本日休業を決断し、窓外の吹雪を眺めつつ、なんとなくだらだらと過ごす。