10月29日

ついつい、2016年10月29日の月齢を調べてしまう。もちろん、満月ということはなくて、ならばあの月を見上げるシーンはただのGoofsなのかとか、前回の最後に「消え入りそうな月の夜」という詩情溢れるセリフあっただけに気になっている。してみると、これは妄想のシークエンスでなければならず、月面の反射率が7話に比べて高い描写になっているのはそのためかと少し納得したのだけれど、そうなると妄想タイプの分類に「登場人物心理と今後の展開暗示」という新たな一項目を追加しなければならない。
作中時間経過が気になるのは作品愛の高まりからくる症状だと経験的に考えており、最近だと「#シンゴジ実況」がその極北症例だと思っているので同病のひとは多いと思うのだけれど、ことほど左様に『逃げ恥』へのハマりぶりは高まっており、テレビドラマでは『あまちゃん』以来と認めるにやぶさかでない。邦画ついでテレビドラマが来た2016年とはまったく何という年だったかと思いつつ、11月が終わる。