そろそろ日本でもリリースされるというPokémon GOについては海外の盛り上がりが伝えられているけれど、ポケモンもIngressも、それどころかゲームというものを一切しない身であるにもかかわらず、USのiTunesアカウントを使ってちょっとインストールしてみたのである。弱いというほどではないとして、流行には反応するほうである。
Googleアカウントとの連携方法に文句がついていたりするけれど、開始までの手順はシンプルなもので予備知識のほとんどない人間でもとりあえず使えるあたりはさすがによくできている。ネットに多く伝えられているにもかかわらず、AR風の画面も実際に弄ってみると新鮮で、家の居間でゼニガメを捕獲するという体験にはやってみなければわからない感慨がある。死の谷に落ち込んだかにみえた拡張現実のコンセプトが再評価される契機には、当然のことながら、なるに違いない。