何しろ最近はテレビっ子になっているので、これまで3回の『直虎』も観てはいるのだけれど、幼少期のエピソードが継続中で主人公たる柴咲コウも登場していないので、評価も保留となっている。『アルプスの少女ハイジ』か『一休さん』かという雰囲気が漂っているけれど、そういうわけなので印象は一変していくに違いないと思うのである。
視聴率は『真田丸』最終回付近の水準を引き継いで14%程度という話で、年末にかけて徐々に視聴者が離れていくことを想定するのであれば、平均では前年を越えないことが既に見えているともいえるけれど、昨今の風潮からすると、このあたりは高橋一生が登場してからの動向をみる必要があるに違いない。
何しろあまり知られていない歴史上の人物の話であるからして、既にしてかなり自由に話が編まれている印象だけれど、その生涯が天下一統をみないとすると、大河としてどのあたりをクライマックスにするかは興味がある。