最近、家のネットワーク環境にいろいろと手を入れていて、CAT5のケーブルがボトルネックになっていた失敗経験を踏まえてネットワークスピードテストで確認をするようにしているのだけれど、「スピードテスト」で検索するとGoogleのテストプログラムが表示されるので、以前のように適当なサイトを探す手間がなくなって、これがクラウドの実相かとそのことに感心している。あらゆる有用な機能はGoogleの実装によってインターネットと同義になるであろう。
そんなことを考えていると、AppleがiTunes Storeでの音楽販売を廃止してApple Musicにこれを統合するという予想が出ていて、あらゆるコンテンツはサブスクリプションのサービスとして提供されるようになるだろうという未来もそれほど荒唐無稽とは思えない。大手資本にさえ、新規に参入するには障壁が巨大すぎるビジネスとなるだろうけれど、既にその意向さえ見えない世界のことであれば、ユーザーは巨人たちの振る舞いにただ右往左往することになるに違いない。