パードレはそこにいる(読了)

『パードレはそこにいる』を最後まで。結末にかけてはなるほど意想外の展開で、ちょっと系統が違うんじゃないかと思うくらい。結局のところ主人公の異能よりはそのトラウマによって物語が駆動されているという気もするのだけれど、面白いことは面白い。そして結末のあからさまなヒキはいっそ清々しい。