『リーガルハイ』のスペシャルを観る。スペシャルといっても2作あって、いじめと医療過誤にかかわる題材を、それぞれ予定的調和から少し離れたところに決着させて、こちらはいつも通りのキャラクターと合わせて、なかなか面白い。弁護士古美門の不敗神話が物語の約束事となっているのはほとんど水戸黄門を思わせるほどで「古美門」という名前そのものが水戸黄門のある種のアナグラムではないかと疑っている。豪華なゲスト出演者もウリだけれど、ことにスペシャル2の大森南朋はそれだけで番組が作れそうなほどのキャラのたちぶりでカッコいい。