対岸の火事

海の向こうの米国では、いよいよ生臭い話が噴出してロシア絡みのあれこれが今後の動向を左右しそうな様子だけれど、そもそもワシントンが既に陥落しているのであれば、理念なく私心しかないという点で精神的な双子というべき本邦の政府にも毒は回っているに違いない。政府部門から巨額の資金が引き出されて行方知れずとなったソチオリンピックのあとのどこか、無尽蔵の謀略資金をもとに立憲主義を転覆させるための陰謀が展開されたに違いないというのは自分内では確信に近いものになっているけれど、効能については実証済みの第三帝国方式で、そもそも腐っている連中を腐敗させようというのは造作もないことだったに違いない。