TVerで『小さな巨人』を観る。長谷川博巳の連ドラという点だけでも関心は高いというべきだが、その妻に市川実日子が配されており、しかも初回から「シャツが臭います」という『シン・ゴジラ』ネタを投入してくるので、手もなく嬉しくなってしまう。しかも所轄のベテラン刑事が安田顕というキャスティングで、これは大変ありがたいものなのではなかろうか。
所轄と本庁の相克というテーマ自体は『踊る大捜査線』以降、かなり使われてきたネタだけど新機軸がある感じでもないし、『半沢直樹』風の大仰な演技も飽きがきそうだけれど、なにしろハセヒロとヤスケンのドラマなので基本的には暖かく見守るつもりでいる。