悪手

このたびの政治業界における再編劇は、得体の知れない極右より手の内の透けている罪人のほうがマシかもしれないとさえ思わせるという点で劇薬であることは疑いなく、リベラルを標榜してきたニセモノがどこにいるか明確にしたという点で試薬でもあるけれど、既に瀕死の民主主義にとどめを刺すという意味で実際には毒薬となるだろう。まず間違いなく。