昨夜のカレー、明日のパン

『昨夜のカレー、明日のパン』を最終話まで観る。仲里依紗のテツコさんは小説よりもアネゴっぽい印象で、エピソードそのものもほぼ別ものに転じつつ、最後はこれまでの積み重ねが効いてドラマらしい感動がある。この星野源もいいし、セリフはさすがの木皿節。仲里依紗というひとも、わずかに『富士ファミリー』の仕事を知っているくらいだけれど、ポジショニングとしては際立って個性的といえるのではないだろうか。そのキャラ立ちは、なかなかのものである。