絶対少数

もうそろそろ世の中の多数派とはそもそも見えている世界が違うのだということにも気がついているので、自公が再び絶対多数を獲得という事態にも驚かない。たとえ少数派であろうとも曲げられない節はあって、政治は調整のプロセスで多数決は最後の手段という当たり前をきちんと説くことができる政党が野党第一党となったことだけでも、まずは言祝がねばなるまい。それ自体、信じ難いことだが、もっと酷い状況になる可能性さえあったのである。