刹那的な飛ばし記事をまんまと読んでしまうのもYahoo! JAPANの思う壺で、そのたび少し後悔するのだけれど、今でもたまに『逃げ恥』がタイトルに入ったニュースが流れることがあって、これをついクリックしてしまう。
いうまでもなく、自称関係者の読むだにいい加減な業界事情とシーズン2制作に向けた「ウラ話」に感心するところはまるでないのだけれど、本日の一件はこれまでのパターンに加えて「原作のマンガにはまだドラマ化に使える内容が残っている」という供述が加わっており、これがPost-truthの時代というものかと、今さら実感してしまう。賭けてもいいくらいだけれど、この自称関係者が実在するとして、原作のマンガを読んだことはないであろう。
『KISS』に掲載される番外編が、外伝ドラマの素材になる可能性は残るとして、それは百合さんの話になるだろう。
こちらとしても第12話の妄想を楽しんでおきながら今さらだけど、最初から多シーズン前提の北米ドラマじゃあるまいし、キレイに着地した原作もドラマもこの上、続きが作られるとは思わない。だいたい、それこそ消費というものであって、愛がない。ファンならば阻止すべき筋目の話だろう、それよりも『重版出来!2』というものじゃないのかと呟いてみたけど、どこからも返事はなかった。