5号

台風11号が発生した今になってようやく日本列島に向かう構えを見せている遅咲きの5号については以前からその迷走ぶりに興味があったのだけれど、ここにきて目が離せないことになっている。かつても気候の異常な動きはあったとして、べき乗則で起こるはずの事象が頻繁に起こるようになっては異常の軸自体がシフトしていると考えなければならず、この次に起こる「まれな事象」の規模とそれによる被害はかつてよりも大きくなるというのが道理であろう。