発売なった予約のDVDボックスが届いたので、もちろんいそいそとこれを観る。第11話は未公開シーンを含むディレクターズカットのうえ、星野源、新垣結衣、野木亜紀子によるオーディオコメンタリーが入っていて、放送終了後3ヶ月経ってから観るのがちょうどいい塩梅だし、もはや懐かしく、何しろ尊いという他ない。カメラワークとレイアウトへの関心が高いのも意外だったけど、深いところを語ろうとする源さんの態度にちょっと感心する。真面目なひとなのである。そして百合さんのラブシーンで黙り込む三人。
ディレクターズカットでは、十姉妹をカゴに入れるくだりが復活していて、これにからむみくりのモノローグが多義であるのはもちろん、後半の「青空」市とも呼応する箇所になっていて、オンエアで削除されたのはやはり惜しい。このあたりだけでも千金の価値があって正直、何度も観ているのだけれど飽きない。