『カルテット』のサウンドトラックがヘビーローテーションになっているのは既述の通り。第9話は『おとなの掟』がオープニングに配され、エンディングにはこのサウンドトラックに収録されているfox capture planの『Honesty』が効果的に使われていたけれど、それをBGMにすずめさんが米を研ぐので、なぜこの物語では白米がたびたび気になるのかと、自分的謎として扱ってきた銀シャリ問題もここにきて腑に落ちた。つまりは「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」というセリフに呼応しているのであり、三人がメシを食う第9話のラストはやはり泣ける。