かねて言及の通り、iOS11のパブリックベータについてはもちろんまだ開発途上というところがあって、常時試してみるというのもしんどいので順当にiOS10への復旧を果たしたのだけれど、わずかな試用のあいだに新たなドックの挙動には慣れ親しみ、アプリの遷移のために画面下からのスワイプをつい繰り返して、そのたびiOS10のコントロールパネルをひっぱり出したりしている。新しいiOSのインターフェースはかなりいいのではないかと思うのである。一方、ついに身につかなかったのは両手の指を使っての操作で、晴れて正式版がリリースされた暁にはこれをマスターして『マイノリティ・リポート』の世界を堪能したいものである。