MacでもiPadでも愛用しているUlyssesがサブスクリプションライセンスに移行するという話だけれど、もうだいぶ使い込んでいて、他のアプリでの代替も難しいことからしても、これに応じるのはやむなしと考えている。結局のところ定番となりうるソフトウェアはその完成度ゆえに開発固定費を賄うスキームが必要で、この設計はどんな会社にとっても難しい。Ulyssesの開発元はドイツの会社だけれど、経験的にはドイツの会社の優れたソフトウェアには購読制に移行したものが多くて、カリフォルニアとは少し異なる成功の一形態なのではあるまいか。