Visual Studio Code 再評価

Microsoft謹製のエディタであるVisual Studio Codeは最初期のバージョンがリリースされた時にダウンロードしたことがあって、しかし当時はSublime TextやAtomを追っている印象はあったとしてそれを越える様子はないとみて使用には至らなかったのである。とはいえ、凡人でさえ2年の月日には進歩がある世界で、Microsoftがコツコツとバージョンアップを重ねた結果、今ではもう不足が見当たらないくらい高機能のエディタに化けており、Windowsで使うMarkdownエディタが欲しかったのだけれど、必要十分にして速度も速いこのシロモノに驚いている。これがクロスプラットフォームで提供されているのだから、Microsoftという会社も随分と変わったものである。いや、素晴らしい。
難点があるとすれば、結局のところ全てはソフトウェアジャイアントが提供するという方向に向かっているところであり、情報産業自体が成熟以降のライフサイクルにあるようにしか見えぬあたりか。