この国のかたち

アメフトの危険プレー問題は、雲隠れと言われていた監督が自分の責任をあからさまに回避する声明を出して、見苦しいというほかない展開を見せているけれど、どこかでこの事態を予期していたところがあって、何しろ昨今では責任をとる潔さを見たことがない。筆頭は時の政権で、失言に失言を重ねて居直るというのが標準的な振る舞いになっているのでは、国中の倫理も道徳も崩壊するのが当然というものではないか。