すする

久しぶりに横浜に帰省して、今年の夏はこと日中の暑さについては茅野のあたりも横浜もそれほど変わらないという事実を発見し、まず愕然とする。ことによったらエアコンを設置しなければ以降の夏は乗り切れないのではないかという心配まで去来して、地球温暖化とは我がこと以外ではあり得ないと思うわけである。
それはともかく、日中温度が35度になろうというなかを、わざわざ横浜駅近辺まで繰り出して豚骨ラーメンをすすろうというのはそんな感慨とは全く違う次元での愚行で、無論のことSUSURU TVをみてラーメンが食いたくなっただけなのだけれど、大学生の坊やと甥を引き連れて街中をウロウロし、大分ラーメンの「たまがった」を試す。濃厚なスープは期待値通りの旨味で、塩分と水分を大いに補給する。そこに年相応の分別が感じられないことについては認めるに吝かではない。