『ゾンビーワールドへようこそ』を観る。ボーイスカウトを辞めることができず自らイケてないと考えている3人組がゾンビ相手のサバイバルのなかで復権するという物語構造があって、コミカルなところを狙ったゾンビものとしてはそれなりの出来。とはいえ、よくあるゾンビもの以上のものではなくて、見どころがあるかといえば微妙。アーノルド=シュワルツェネッガーの息子のパトリック=シュワルツェネッガーがライバル役で出演しているけれど、かなりどうでもいい役回りで親の七光りというようなものではないみたい。その面影にはわずかに類似の痕跡がなくもない。