死臭

財務省が公文書の改竄を認める方向という報道があって、もちろんそれを行ったものと行わせたものの責任は必ず問われなければならないのだから、内閣もいよいよ崩壊というのが常識だと思うけれど、あらゆる無法と横紙破りを重ねてきた政権であればこの上、悪足掻きがあったとしても驚かない。権力を手放せば犯罪人として扱われることに自覚はあるはずだからこの上、居直ろうという腹ではあるまいか。だいたい、次の政権が今よりマシという見通しは持てないし、金融政策は引き返し可能点を過ぎ、官僚の質は長期的に低下する一方ということは確かなのだから、いかにも分が悪い。