くだんの監督とコーチは連盟からの除名が決まったらしいけれど、それを報じるニュースは、つまり国政で起きていることのアナロジーというべき内容で、しかし当事者の選手が声明を発表しているのに一方の当事者である官僚が引き続き保身のための隠蔽と言い逃れを続けていることが、鮮明な差異と映って啓蒙の効果はかえって引き立っている。結局は歴史が審判を下すと思えば哀れというべきだが、それまでに幾つもの夜を越えなければならないとすれば憐憫の情も薄らぐ。
それはそうとして、本邦の内閣についても永久追放ということでいいのではないか。