生活

あらゆる情報をオンラインにしようというGoogleの企図は果てしのない夢のようなものだとして、日本ぐらいの広さだとGoogle Mapがほとんど隈なく照らしている印象があって、それを頼りに僻地の一軒家を訪ね行く番組があるけれど、かなり興味深い内容で放送をやっていればついつい観てしまう。こんなところにと思うような場所でも案外、生活は営まれていて、そう思えばたかだか一、二世代のうちに過密というほかなくなった都会の暮らしの方が異常とみえ、既に持続可能性の行き止まりにあるのではないかという気がするほどである。