アンナチュラル 第6話 友達じゃない

もちろん正座して『アンナチュラル』の第6話を観る。池井戸潤風の社会派から白夜行を経て科捜研の女という具合にこのところの各話はそれぞれのミステリドラマへのリスペクトを表明しつつ群像劇を編む構造で、このシリーズがメタミステリドラマとして構想されているのではないかという確信は徐々に強まっている。ちなみに次回は金田一少年ということではあるまいか。何にせよ重層的な世界観が物語に奥行きを与え、キャラクターはよく造形されて役者がこれに応えているのだから面白くないはずがない。