anone #2

『anone』の第2話を観る。密度の濃い第1話の立ち上がりを受け、キャラクターの関係がより立体的になってくる展開。『アンナチュラル』のように登場人物があらかじめ構築された関係性と役割のなかでハイコンテキストな会話を繰り広げるのもいいけれど、こちらは互いの価値観を照合しながら文脈を確立してく作業そのものがドラマとなっていて、田中裕子と広瀬すずのハイレベルな掛け合いにも見応えがある。

猫の餌買っといて
あと、ついでに、あなたのお昼ご飯も

この言葉の後の無情の展開は無論、来週へのあからさまなヒキだが、もちろんまんまと続きを確認せざるを得ない。