『GODZILLA 決戦機動増殖都市』を観る。ゴジラに地球を追われた人類がウラシマ効果で帰還した2万年後の地上を舞台にさらに巨大となった敵と戦うシリーズの2作目。『GODZILLA』といいつつ既に異世界の話となっているけれど、実現したい映像のために設定を作り込んでいる作劇姿勢には好感がもてる。天を衝くゴジラの姿と地平線を薙ぎ払う熱線のヒキの画は手柄というべきだし、要塞都市というギミックには無論のこと滾る。そしてトリロジーの最終話となる次作では、メカゴジラの残滓に続きギドラがその影をみせそうなので刮目して待とうという気になっている。