『クレイジー・リッチ!』を観る。ニューヨーク大学で行動経済学を教えるニューヨーカーのレイチェルが、恋人の帰郷にあわせてシンガポールに向かい彼が華僑の大富豪の一人息子だったことを知るというシンデレラストーリーで、母親がミッシェル=ヨーであるあたりから期待される恋愛ものの文法から一歩も外れないのだけれど、お約束の筋書きとアジア系だけのキャスティングが見どころで、何しろ期待値通りなので楽しめる。ケン=チョンはもう少し見せ場が欲しかったところだけれど、主人公のコンスタンス=ウーとアウクワフィナがちょっといい。
原作は三部作で映画としても続編の意向があるみたいだけれど、小説の評判もいいみたいなのでちょっと気になっている。いやはや。