『グリーンルーム』を観る。事故で夭逝したアントン=イェルチンの主演作で、パンクバンドの四人組がalt-right集団の犯罪現場を見てしまったばっかりに酷い目にあうという話。バンドの名前がain’t rightというあたりがふるっている。アクションというより、もみ合いの乱闘の最中に唐突な死が訪れるバイオレンスな展開で、ちょっとダークな感じがなかなかいい。イモージェン=プーツを久しぶりに見たけれど、やはり存在感があるし、アントン=イェルチンもつくづく惜しい人を亡くしたものである。ジェレミー=ソルニエ監督その人が書いた脚本で、この二人のラストのやりとりが最高にカッコいい。