Netflixで『シャフト』を観る。サミュエル=L・ジャクソンの2000年のリメイクから19年経って、シャフトの生き別れの息子であるジョン=シャフト・ジュニアの友人が殺された事件を親子で追う。以前のリメイクでは叔父の役回りで登場した元祖のリチャード=ラウンドトゥリーが、クライマックスで今度は祖父の役で登場して、ジャンル映画としては平凡なストーリーながら三代揃い踏みを楽しめる仕掛けになっている。とはいえ、ここにあるのはファミリー映画であって、『黒いジャガー』の正系ではないということは確かみたいである。