リム・オブ・ザ・ワールド

『リム・オブ・ザ・ワールド』を観る。エイリアンの襲来によるアポカリプスっぽい話という期待で見たのだけれど、前半はサマーキャンプを舞台にした『バンクス』っぽい展開で後半は少年達のロードムービーとなり、全体に子供向けのつくり。細かいところは陳腐なのだけれど、ジュブナイルなのに死体がゴロゴロというところがNetflixだし、ヒロインが中国人の少女というあたりが今風で悪くない。子供たちがそれぞれのトラウマを乗り越えていく回収の手際も悪くないので案外、観られる。ただ、JPLが兵器開発の研究所みたいな扱いになっているのはどうしたことか。