『いだてん』の時間軸は大正12年9月1日に至り、森山未來の志ん生が40年後と交差する関東大震災の語りに震えて、18時からのBSに引き続き20時からの本放送も繰り返し観たのである。古今亭志ん生その人の手になる『びんぼう自慢』が出典ではあるらしいけれど、これまで言及されてきた『厩火事』や『富久』を大震災に重ねる語り口は宮藤官九郎一流のもので感嘆頻り。
『いだてん』の時間軸は大正12年9月1日に至り、森山未來の志ん生が40年後と交差する関東大震災の語りに震えて、18時からのBSに引き続き20時からの本放送も繰り返し観たのである。古今亭志ん生その人の手になる『びんぼう自慢』が出典ではあるらしいけれど、これまで言及されてきた『厩火事』や『富久』を大震災に重ねる語り口は宮藤官九郎一流のもので感嘆頻り。