『いだてん』はいよいよ最終章手前のクライマックス、森山未來演じる古今亭志ん生の『富久』が弟子の小松勝によって金栗四三と繋がる話。大河と呼ぶにふさわしい構築の脚本は巧緻を超えて凄まじいという他なく、役者と演出もそれに応えて一瞬たりともダレ場がない。沖縄のアメリカ、中国の日本、満洲のソビエトを垂直に突き通す視線があればこそ、つまりホンモノの芸能とはこういうものであるに違いない。
18時からのBSと20時の本放送を観て、その都度、中村七之助の圓生に感心する。最高じゃないか。
『いだてん』はいよいよ最終章手前のクライマックス、森山未來演じる古今亭志ん生の『富久』が弟子の小松勝によって金栗四三と繋がる話。大河と呼ぶにふさわしい構築の脚本は巧緻を超えて凄まじいという他なく、役者と演出もそれに応えて一瞬たりともダレ場がない。沖縄のアメリカ、中国の日本、満洲のソビエトを垂直に突き通す視線があればこそ、つまりホンモノの芸能とはこういうものであるに違いない。
18時からのBSと20時の本放送を観て、その都度、中村七之助の圓生に感心する。最高じゃないか。