未来少年コナン

Netflixに『未来少年コナン』のデジタルリマスター版があって、ときどきこれを観ている。最終話『大団円』のラストシーンは、1973年版の『日本沈没』のシベリア鉄道を想起したことである。今ではあまりみないけど、ストップモーションのエンディングを現代風にリバイバルすれば、かえって新鮮な演出に映るのではなかろうか。

コナンといえば名探偵ではなく未来少年となる世代で、40年くらい前にアレグザンダー=ケイの『残された人びと』も読んだ記憶がある。当時からポストアポカリプスものが好きだったというより、この原体験が嗜好を形成したというべきであろう。何もかもが懐かしい。