民主主義

国民投票でEUからの離脱を選択した英国で、その民意の負託を受けて困難な離脱交渉を進めることになったメイ首相は離脱派と反離脱派の双方から叩かれているけれど、もともとはEU残留に投票したのである。沖縄の住民投票が全く無視されてしまう国の感覚ではよくわからないことであろうけれど、投票の結果というのはそれほどに重いというのが成熟した国の常識であって欲しいとは思う。とはいえ、このたびの選挙結果をみると多数派はいよいよ当方には理解し難い方向に振れており、在日日本人としてこうした人たちとは一線を画していきたい。