そういえば週末に横浜に帰省して、久しぶりに中華街で昼飯を食べたのである。タピオカ店の行列とコスプレイヤーの路上撮影は目新しい風物として、そこかしこに手相屋が出店しているのには、以前からこれほどあったかと戸惑う。世相の不安を反映して占卜の類が増殖しているのかと思ったのだけれど、主な客層は若い女性のようである。
一方、肝心の料理屋は、狭いビルの3階まで急な階段を登らなければならないのも、ちょっと因業な給仕も、いかにも中華街の繁盛店で無論のこと料理は旨く、不易流行の風情を堪能したのである。
山下公園からみなとみらい経由で西口まで歩いて帰宅。以前は分断されていた沿岸部も近年ではだいぶ歩きやすくなっていて楽しい。