野尻湖のぞう

義理が出来て北信まで出掛け、時間があったのでナウマンゾウ博物館を見物する。遥か昔の幼少期に、井尻正二の絵本を読んだのはよく憶えていて、展示を眺めつつその教育的効果に感心する。帰りはGoogleマップのナビゲーションに忠実に従う遊びで、菅平高原を経由して帰宅。滅多に訪れない土地をドライブするのは無論、楽しいものである。

『いだてん』はロサンゼルスオリンピックの前半。引き続いて『激闘ガダルカナル』を観る8月の半ば。日本人の組織の愚かさというのは結局のところ普遍的なものであるのがよくわかるのだが、何しろ愚者は経験からしか学ぶことができないので、どのように経験化するかが本邦の課題ということになる。