会社に向かう途中、このたびの地方選挙の立候補者の事務所になっている道路沿いの貸店舗の看板に覆いがかけられているのには気づいていたのだけれど、帰りにはそれが黒いラッカーでの汚損を隠すためのものだと知って、この小都市にある暗い闘争の実在を垣間見た気になる。