ザ・プロフェッサー ロバート=ベイリーの『ザ・プロフェッサー』を読んでいる。法廷ものであり、老境にあって復権をなそうという男の話であり、犬の物語でもあるというわけで、好きなことしか書かれていない。とはいえ、事件の経緯を語る第一部はちょっと陳腐な小説でどうかと思ったのだけれど、我慢しているうちぐいぐい面白くなってくる。