臨界点 いくら何でも対立を煽りすぎだろうという嫌韓メディアが批判の対象になるや、誤解を拡めかねないと言って謝る事案が起きた訳だが、積極的に悪感情を拡散するのが編集の意図だとばかり思っていたので、むしろその尊大な謝り方に驚く。こういう世界にあっては、言説が軽んじられるのも無理はないと思うし、小学館は緩やかな自死に向かおうとしていることに気づいてさえいないようなのである。