Catalina

ようやくmacOS Catalinaを導入する時間ができたので、吉例に従ってUSBから起動してクリーンインストールを行う。だいたい、プライベートのMacBookは環境構築に凝っておらず、OSを再導入すればほぼ完了という運用を行なっているので本来ならばリリース初日に作業を終えていてもよかったはずなのだ。

iTunesが発展的に解消されたことがウリのひとつになっていたけれど、このあたりの整理整頓はAppleの得意とするところで違和感がない。どうかすると変化もあまり感じられないにして、きっちり変わっているのがさすがの仕事ぶりであろう。

デトックス

このところバタバタしていて、Twitterのタイムラインを眺める余裕さえない切羽詰り具合なのだけれど、言ってしまえば殺伐とした気分にさせる政治がらみのニュースからちょっと遠ざかったかたちになって、ある種の心の安寧を得たという自覚がある。しかし、これこそ奴らの思う壺であるはずで、怒りと裏返しの無力感を植え付けるためにこそ、臆面もない政治的茶番が演じられているのであれば、必ずやこの難局を乗り切り、前線に復帰しなければならぬ。

Catalina

訳あって会社のPCの環境を再構築し挙句、どうにもこうにもという事情でその作業をやり直すことになろうかという夕べ、10月リリースとだけ伝えられていたMac OS Catalinaが公開されて、あちらの保守とこちらの更新が被ってくる。まず、以前に比べればOSの入れ替えに関わる作業はずいぶんと楽になったのは確かなのだけれど、こちらも歳をとっているので相対的な苦痛というのはあまり変わらない訳である。いやはや。

教育資源

このところ分析系の新しいアプリとテクニックに凝っているのだけれど、概念的に込み入った使い方をしなければならないこの類のツールではYouTubeのチュートリアルが滅法、役に立つことに感動している。

世はすべてこともなく

高田大介『まほり』を読みすすめ、夕べには最終コーナーに差し掛かりつつある『いだてん』を眺める至福の休日。高田大介の新刊も4年ぶりとなれば、読み通すのが勿体無いというものだが、年内に『図書館の魔女』の新刊も控えているとなれば心の余裕にも幅が出るというものである。『まほり』は予想を越える教養の奥行きの上に構築された物語というべきで、面白い以上に恐れ入るという気持ちで読んでいる。すごい。

凝り性

引き続きPower BIの研究を続けていて、学習の累積効果によって使いこなしが進む。ツールというのは手に馴染むまでが肝心だと思うのだけれど、だいたいいい塩梅になってきたのではあるまいか。

Neo

ナデラのMicrosoftはもともと嫌いではなくて、なんなら生産性ツールは積極的にOffice 365を中心に運用しているくらいだけれど、このたび発表されたSurface NeoやSurface Duoには驚き、結局のところ来年の話ということにも驚き、Earbudsに至ってはイヤホンをタップしてPowerPointのスライドを送るという実にこの会社らしい発想に失笑し、しかしSurface ProやSurface Laptopの実用は十分に魅力的で、近代Microsoftの堅実さをともなった試行錯誤には好感が持てる。